ジャガイモが生んだケネディー大統領とスヌーピー  ③

ジャガイモの歴史 ②

 原産地ペルーからスペインを経て(16世紀中ごろ)、ヨーロッパへと渡ったジャガイモはなかなか食用には至りませんでした。

 

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フランスの場合

17世紀ごろパリでも食されるようになりますが、低所得者の食糧とみなされていたようです。

  

ドイツの場合

ジャガイモに対する偏見は強く、もっぱら家畜の飼料として扱われたが、18世紀後半にヨーロッパを襲った飢饉で見直されます。

  

イギリスの場合

16世紀後半から17世紀初頭に国内では知られていたが、偏見によってひろく普及はしていなかったようです。スコットランドでは、聖書の出ていないので忌避されます。

 

 しかしながら、色々な要素・例えば食糧危機、賢明な国王の支持、等で徐々に各国でその地域ならではの料理が産まれてきます。

 

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*今回、参考にした資料は次の通りです。

 

ジャガイモのきた道 山本紀夫氏 岩波新書

絵図解やさい応援団 まるごとじゃがいも 絵本塾出版 八田尚子氏  野村まり子氏