ミス・マープル

11月29日開催 第18回教えてアガサセミナー、テキスト完成しました。

本番を明後日に控えて、ようやくテキストが完成しました。 今回もたくさんの資料を参考にさせていただきました。追って整理、報告させていただきます。

教えてアガサ・テキスト作成進捗状況

来月末の「パディントン発4時50分」用のテキストを、右往左往しながら作っています。画像をご覧になって”なんじゃこれは!?”と思われるでしょうが、項目ごとに思いついたキーワード(文章)と画像を貼り合わせています。ここから内容の取捨選択と構図の変更…

次回、教えてアガサセミナー用テキストを作成中です。

通算第18回目になる「教えてアガサセミナー」は、パディントン発4時50分をとりあげますが、自前のテキスト作りでまず必要なのは登場人物の相関図です。 船が航海するときに海図が必要なように、ミステリーも誰と誰がどういう関係であるかを、把握しておかな…

次回セミナー用テキストにとりかかりました。

次回のセミナー本番まで2カ月を切りました。 毎回、この辺りから心理的に追い込まれる日々が続きます。まず、テキスト1ページ目は、作品『バートラムホテルにて』に登場する人物相関図を作成してみました。 我ながら、こうやって整理してみると全体像がより…

原書が届きました!

次回のセミナーに使用する「バートラムホテルにて」の原書、「AT BERTRAM'S HOTEL」が、届きました。輸入版ですから、ひと月ほどかかると思っていました。こんなに早く手に入って感激です。

先行、テキスト公開 10月9日 『鏡はよこにひび割れて』Part-5 最終ページ

男性である私がこの犯人(女性)の殺人動機が理解できると言えば、おそらく同じ立場に立った場合の女性からは、顰蹙を買うことでしょう。犯人が殺人まで犯すことになった理由の一つとして、被害者も女性であったことに起因するのかもしれません。 無意識に行…

先行、テキスト公開 10月9日 『鏡はよこにひび割れて』Part-4

ある時代のアメリカ人にとって「先祖のふるさと」は、イギリスでした。19世紀中旬から末にかけて、ジャガイモ飢饉による飢餓から逃れるために、新大陸へと移住した先祖の地を訪れることは、多くのアメリカ人にとっての夢だったのでしょう。 アメリカ人女優…

先行、テキスト公開 10月9日 『鏡はよこにひび割れて』Part-3

第一次世界大戦、第二次世界大戦とヨーロッパの諸国は国力の低下の時代に入りました。それは、英国とて例外ではありません。国土が戦場にならなかった新興国・アメリカとの経済力の差は、如実になってきます。 1930年代を境として、英国よりも国力が上回った…

先行、テキスト公開 10月9日 『鏡はよこにひび割れて』Part-1

次回のアガサセミナーのテキスト原案がようやく出来上がりました。 毎回、本番1か月を切ると胃が痛くなります。回を重ねるごとにテキスト作りが遅く なっているような気がしています。どうしたもんでしょう? まず一枚目は、アガサ作品に登場する主だった探…

鏡は横にひび割れて・マリーナ グレッグが見た名画とは

第5章 P83 原文P71~72 ヘザーバドッコクは、自分の得意話を終わりかかっているところだった。今度のマリーナの反応は機械的ではなかった。彼女の視線が階段の中途あたりの壁にくぎ付けにされているみたいだった。大きく目を開いており、顔色も青ざめていた。…

ミス・マープルのモデル

ミス・マープルという人は、不思議なおばあさんで、イギリスの典型的田舎の村(セントメアリーミードという架空の村)に住み、日ごろは編み物に精を出すどこにでもいそうな、静かなおばあさんです。 けれど、一旦この村に怪しい事件が起きると、今までため込…