2020-03-01から1ヶ月間の記事一覧

作品・杉の柩で紅茶に言及する場面(一部)

Page 30 (以下ページ数は早川書房・杉の柩より) ホプキンズ看護婦は嬉しそうに応じた。「ええ、ええ、お茶ならどんな忙しいくたって。いつも言うんだけど、美味しい濃いお茶ほどいいものはないわよ、ね」“Nurse Hopkins said comfortably. “ Well, dear,I ca…

ポアロ18作目の作品『杉の柩』とは?

今回、取り上げる作品 杉の柩はポアロシリーズ18作目、1940年の作品です。 婚約中のロディーとエリノアの前に現れた幼馴染のメアリー。彼女の出現で婚約は解消。エリノアの作った料理を食べたメアリーは、中毒死してしまいます。エリノア以外に犯人は考えら…

茶の歴史 ②

現在、茶の一大産地であるインドには、三大生産地と呼ばれる地域があります。ダージリン・アッサム・ニルギルです。 一日の気温高低差が大きいダージリンでは、その気候を生かした風味が特徴です。一方、アッサムでは、生産量が突出しており、インド茶の半分…

茶の歴史 ①

英国の作家らしく、アガサの作品には茶が有効に使われています。 杉の柩でも、殺害には茶(紅茶)が登場しました。 ここでは、茶そのものの歴史をたどっていこうと思います。 まずは、原産地とその流れについておおまかに。 The history of tea - Shunan Teng …

経験を生かしたミステリーのトリック

アガサクリスティーの生涯は戦争と密接な関係が見られます。 薬剤師・時代のクリスティー女史 ボーア戦争(1899-1902)では、兄のモンティが従軍します。さらに、第一次世界大戦では彼女の最初の夫、アーチボルド・クリスティーも従軍参加。彼女自身も薬剤師と…

原書が届きました。📖

第5回セミナー(3月18日予定・コロナウイルスのため延期)に使用する作品は“杉の柩”です。毎回、原作を手に入れるのですが、国内で入手に時間がかかる作品はいきおい、Amazonを利用しています。今回も少し時間がかかりましたが、入荷しました。 杉の柩、原題は…

ジャガイモが生んだケネディー大統領とスヌーピー  ⑦

さて、ジャガイモの飢饉が一因となって生まれたJFKですが、もう一人の地の世に大きな影響を起こしたのが、チャールズ・モンロー・シュルツ、その人です。チャーリー・ブラウン、スヌーピーを生んだ漫画家です。 1922年ー2000年 貧しいドイツ系の移民で理髪師…