2020-04-01から1ヶ月間の記事一覧

日本十進分類法とは?

テキストを作成する際、参考にさせてもらった資料は、極力提示するように心がけております。その際、日本十進分類法という用語で、表記している場合があります。 これは、平たく言えば本や書籍の、分類・所属番号です。資料はほぼ100%図書館に頼っています…

<第1回セミナーテキスト・”オリエント急行の殺人”> その⑦

今回のA-7は、”オリエント急行の生い立ち”についての、最終のテキストです。 二枚の写真共、Mike's Railway Historyのウェブサイトからの引用です。 ここで残念な報告ですが、上記のサイトは現時点(2020・04・24)では、運営されていないようです。資金不足との…

<第1回セミナーテキスト・”オリエント急行の殺人”> その⑤

A-6 オリエント急行 イスタンブールの駅とは? 今回のテキストは、4月18日にお話ししましたオリエント急行を詳しく扱ったウェブサイト”MIke's Railway Historyより、 THE "ORIENT EXPRESS"から、引用させていただきました。 東洋と西洋の文化の交差点、イス…

<第1回セミナーテキスト・”オリエント急行の殺人”> その④

ベルギーについてほんの少しだけ。国土は約3万平方メートル。日本のほぼ12分の1です。人口約1100万人。人口密度で考えると日本と同じ感覚に思えますね。言語はフランス語・オランダ(フラマン)語・ドイツ語。カトリックが半数以上を占めるようです。 ポア…

<第1回セミナーテキスト・”オリエント急行の殺人”> その③

今回はA-4, 作品中でポアロとオリエント急行の重役ムシュー・ブークが、再開する場面からスタートです。 二人はお互いを“ムシュー”と、呼び合う仲なのですが、ミスターではないのは理由があり、ポアロはベルギー人という設定です。さらにはブークもベルギー…

<第1回セミナーテキスト・”オリエント急行の殺人”> その②

今回のテキストは、まず「オリエント急行の生い立ち」のA-3 19世紀のヨーロッパ鉄道の特徴についてです。 鉄道の歴史は、イギリスコーンウェルの石炭工”リチャード・トレシヴィック”が発明した、蒸気機関車”ペニシダン号”に、始まります。(1804年) この時…

<第1回セミナーテキスト・”オリエント急行の殺人”> その①

今回から、随時過去のセミナーのテキストを全て公開します。 ほぼ一年前に最初のセミナーを”ビクビク”行いました。全くの素人が手探りで始めましたセミナーです。ここらが、振り返るのには良い頃です。 黄緑の枠で囲まれた部分がテキストです。 これが当時の…

ヨーロッパは目を覚まさなくちゃならない。

作品の登場人物のセリフには、”作者の考え”を、吐露する場合があるように思えます。 オリエント急行の殺人にも、20世紀初頭のイギリス(ヨーロッパ)と、新興国・アメリカの立場を想像させる、登場人物のセリフが見られます。 オリエント急行の殺人、よりア…

茶の歴史 ③

中世 大航海時代になると、ヨーロッパから偏西風や貿易風を利用して帆船がアジアにやってきます。その中にはポルトガル・スペイン・オランダそしてイギリスが編隊を組んでやってきました。 彼らにとって東洋の国、中国や日本は神秘の国と写ったようで、日本…