本日6月26日、蒸し暑い中ホームグラウンドの神戸市灘区、あすパークにて 第21回“教えてアガサセミナー。親指のうずき“が、無事終了しました。今回は気心知れたメンバーで和気あいあいと、ああでもないこうでもないと、120分があっという間に過ぎ、楽しい時間…
毎回、苦労するのが自前のテキストです。今回の『親指のうずき』も難産の極みでした。複雑なストーリーと人間関係、殺人の動機、など今回も犯人の名前を公開しますので、これからお読みになる方々、5枚目のテキストは読まないでくださいね。
次回の教えてアガサセミナーまで、ひと月あまりになりました。当日用の自家製テキストの仕上げにただいま一生懸命に頑張っております。(加えて他のセミナーもあり七転八倒状態です。) 当日までにテキストは総数6~7枚になる予定です。今回はそのうちの一…
〈教えてアガサセミナー〉 次回の“教えてアガサセミナー”を6月後半におこなうべく、テキスト作りに励んでおります。テキストは合計6~7枚になる予定ですが、原作のどこで区切りを入れるかで構成が変わってきます。今回は初めて原作のあらすじを写し書きしまし…
来る6月26日、第21回目の教えてアガサセミナーを開催します。例によってただいまオリジナルテキストを孤軍奮闘作成中です。 今回の作品は「親指のうずき」です。登場人物はそれほど多くはありませんが、やはり相関図があれば理解が進みます。次のように導入…
After all ,women haven't really got time to be anything but realistic over things.(By the pricking of my thumbs. page 10) 何と言っても女は忙しすぎて、物事にたいして現実的になるよりほかはないのよ。 (親指のうずき 19ページ) アガサ女史が『親…
学生時代に英語の先生から教えていただいた言葉に、『英語を知るのに必要な三要素がある。聖書、マザーグース、それにシェイクスピアをほんの少しでも知っておくと役に立つ。』というのがありました。 アガサクリスティー作品を読んでいると先生の言葉が身に…
クリスティーの作品には色々なジャンルの引用が見られます。詩人のアルフレッド・テニスン(1809~1892)には、やはり同じイギリス人として親しみがあるのでしょうか、「親指のうずき」以外にも「鏡は横にひびわれて」、「ポケットにライムギを」にも、引き合…
一年前、『では、当いなみ野学園で講座をお願いします』。メールが高校時代の親友の尽力のおかげで私のPCに届きました。あれから色々と調べ直したり手を加えたりしつつ、一年はあっという間に過ぎました。 当日(2月8日木曜)は、快晴の冬晴れとなり気持ち…
いよいよ本番が3日後に迫ってきました。もう何回喋ったかわからない演目(アガサ作品)ですが、初めての大舞台に訳もなくびびっております。下調べをすればいいのに、つい違う資料に目が行ってしまうのは、宿題を前にした学生のようなものでしょう。 という…
2024年も明け、早くも10日が経ちました。相変わらずの雑事に追われる年になりそうです。 さて、次回のセミナーに予定している作品は「親指のうずき・BY THE PRICKING OF MY THUMBS」です。私のセミナーで取り上げるアガサ作品では初めてのトミー&タペンス …
さる11月29日(木)に無事第18回教えてアガサセミナーが終わりました。テキストは全て 公開さしていただきましたが、参考にさせていただいた資料は未公開でした。 以下のような資料を利用させていただきました。ありがとうございました。
本番を明後日に控えて、ようやくテキストが完成しました。 今回もたくさんの資料を参考にさせていただきました。追って整理、報告させていただきます。
本番までひと月を切りました。テキスト作りもラストスパート! 今回は、作品の名前にもなっている「パディントン駅」から生まれた、人気キャラクターについてです。 ペルーからやってきた愛くるしい彼には世界中のファンがいるようです。
来月末の「パディントン発4時50分」用のテキストを、右往左往しながら作っています。画像をご覧になって”なんじゃこれは!?”と思われるでしょうが、項目ごとに思いついたキーワード(文章)と画像を貼り合わせています。ここから内容の取捨選択と構図の変更…
通算第18回目になる「教えてアガサセミナー」は、パディントン発4時50分をとりあげますが、自前のテキスト作りでまず必要なのは登場人物の相関図です。 船が航海するときに海図が必要なように、ミステリーも誰と誰がどういう関係であるかを、把握しておかな…
今年はあと2回、セミナーを開く予定です。いつもの会場では初めて取り上げる小説にチャレンジです。 今回は『パディントン発4時50分』、たまたま並走する列車の窓に首を絞められる女性の悲痛な顔が浮かんできます。アガサ女史の小説の中でも、ショッキングな…
11月29日㈬、通算19回目に取り上げる作品は「パディントン発4時50分」。この作品にまつわる様々なエピソードを物色中です。何と言っても作品の準主役は、パディントン駅そのものです。ここから発車した汽車での出来事からストーリーが始まります。 さてこの…
〈教えてアガサセミナー〉 創作ノート整理 11月に通算18回目のセミナーを開きますが、20回を目の前にしてどんな風にテキスや信仰を考えてきたかを、自分で振り返ろうと思いました。 創作ノートを見返すことで、これからのヴァージョンアップにつなげようと…
今年2回目、通算18回目のセミナーを開きます。日時は11月29日㈯ 会場は神戸市灘区の“あすパーク様”で、行います。今回取り上げる作品は、アガサのミス・マープルシリーズより「パディントン発4時50分」です(発表は1957年)。 ミス・マープルの友人が偶然出…
ポアロと事 件を共に解決する仲間には、おなじみヘイスティング大佐とジャップ警部が欠かせません。有能ではありながら、奥様には頭が上がらないようで、時には勤務先のスコットランドヤードの部屋にも買い物以来の電話が、かかってきます。 ジャップ警部の…
ミスブレントのせりふ そして誰もいなくなった No.4 page11より 近頃の者はなんでもないことに騒ぎ立てる。歯を抜くときに麻酔を要求する。眠れないと薬を飲む。Everyone made such a fuss over things nowadays. They want injections before they had teet…
1845年・資産家の家庭に生まれたベルギー人、ナゲルマケーレスはアメリカへの遊学の後、1883年に長距離豪華列車、オリエント急行を創設します。 20世紀になって彼はある目的をもって来日、100日間も日本に滞在します。その目的は満鉄こと「南満州鉄道」に乗り…
次回の教えてアガサセミナーが終われば、年内もう一回セミナーを開こうと思っております。候補に挙げている作品はミスマープルシリーズ『パディントン発4時50分』です。 1957年発表、マープル物としては、第7作目になります。クリスティー作品において冒頭に…
年度末も重なり色々と処理すべき要件がありましたが、ようやく落ち着きました。 次回の『教えてアガサセミナー』は、6月10日に行う予定です。 このセミナーも会を重ねるごとに新しいメンバーが増えました。有難いことです。と言うわけで、時々初心に帰る意味…
2024年2月に兵庫県加古川市にある”公益財団法人 兵庫県生きがい創造協会兵庫県いなみ野学園”様でセミナーを開かせていただくことになりました。 今までと違い100名近くの方々を前にしてのセミナーです。色々とお世話になった学生時代からの親友に感謝感謝で…
普段何かとお世話になっているNPOの方を含めて4~5人での談話で、ぽろっと漏らしたことから、話が大きくなりセミナーを開くことになりました。 『みんなの先生・みんなが先生』と、銘打ったイベント(講座)です。日頃から何かをしたいという人を対象にした、…
手元にあるミステリーマガジン(2001年2月号)によると、長くアガサ作品の表紙絵を描いておられたイラストレーター真鍋博氏は2000年10月31日(享年68歳)になくなられたそうで、クリスティー作品の表紙絵でそのお名前は知っていましたが、若き日の筒井康隆作…
1939年 発表の名作「そして誰もいなくなった」は、ポアロもマープルも出てこない探偵不在の作品です。孤島に残された人物が一人また一人と無くなっていき、同時にインディアンの人形その都度消えていくという、ミステリーとサスペンスを兼ね備えた傑作です。…
『アクロイド殺人』 第1章 「グレーロブリテン・ユニオンフラッグの物語」 第2章 「王室」「階級」「家事使用人」 イギリス ヨーク州のカントリーハウス 貴族の邸宅にある寝室 主人と執事 使用人たちの写真 作品「アクロイド殺人」は、発表後に巻き起こし…