2019-11-01から1ヶ月間の記事一覧

テキスト完成!

12月4日のセミナーに使用するテキストがようやく完成しました。 いつものことながら、これが出来ると、ほっとします。計12枚となりました。 アクロイド殺しに使用するテキスト。 ”ジャガイモが生んだJFKとスヌーピー”に使用するテキスト

日本の伝統文化を知る。”浮世絵” 第2回 セミナーより。その4 雨の言葉

<雨のことば> ☔ 梅雨雷 つゆかみなり 梅雨明けの頃になる雷。 正直に梅雨雷の一つかな 小林一茶 ☔ 梅雨曇り つゆぐもり 梅雨の頃の曇り空 今にも雨がふりだしそうに、雲がたちこめ、昼でも暗い感じのする曇り空。 ☔ 梅雨豪雨 つゆごうう 梅雨の時期の大雨を…

日本の伝統文化を知る。”浮世絵” 第2回 セミナーより。その3 東海道五十三次 庄野

歌川広重の有名な作品「東海道五十三次」は、江戸日本橋から京都三条大橋までの各地を描いた作品ですが、実際の宿場街は次のような位置になっていました。 数ある作品の中でも、個人的に好きな作品は「庄野」と「蒲原」です。今回は庄野に焦点を当てて、セミ…

アガサクリスティー自伝より。

75才の私に何が言えるかしら? 神様と私に与えられた思いに感謝するわ。 (あるインタビューに答えた彼女のセリフ) What can I say at seventy-five? ‘Thank God for my good life, and for all the love that has been given to me. (Agatha Christie, An…

日本の伝統文化を知る。”浮世絵” 第2回 セミナーより。その2 北斎・広重以外の絵師たち

北斎、広重といった有名な絵師の他には、次のような顔ぶれがそろっています。 菱川師宣 (ひしかわもろのぶ ?~1694)江戸時代前期の絵師 安房(千葉県)保田の出 鈴木春信 (すずきはるのぶ1725?~1770)江戸時代中期の絵師 歌川豊国 (うたがわとよくに 176…

日本の伝統文化を知る。”浮世絵” 第2回 セミナーより。その1

第2回セミナー(2019年6月24日)では、アガサとは別に、日本伝統文化・浮世絵を、取り上げました。テキストはNHK・Eテレのトラッドジャパンを使用させていただきました。 もともと、北斎・広重が好きでしたが、いざ調べてみると他にも注目すべき絵師たちが活…

名前(キリスト教聖人)の変化、あれこれ。

マザーグースの中でも比較的ポピュラーな一曲は“メリーさんの子羊”ではないでしょうか? メリーという名前はごく一般的に聞こえますが、キリスト教の聖人<マリア>の英語読みです。この名前がフランスでは“マリー”となります。各々の名前には聖人の名前から、…

参考資料 ジャガイモのきた道 著者 山本紀夫氏 岩波新書

ジャガイモのきた道 著者 山本紀夫氏 岩波新書 この本は、第4回のセミナーのために熟読している、資料の内の一冊です。 中南米で、フィールドワークにあたられた「山本紀夫」さんは、ジャガイモのたどった道と、この食物が人類にもたらした影響を、丁寧に説…

参考資料 砂糖の世界史 

砂糖の世界史 著者 川北稔氏 岩波ジュニア新書 アガサクリスティー作品を調べるきっかけは、この本から始まりました。 日常生活に当たり前にある”砂糖”。この食品が世の中に潤沢に流通するまでに、恐ろしいほどの人間の業が存在しました。その事実を川北さ…

英国とボーア戦争 No.3

19世紀をまたいで数年間、南アフリカで行われた戦争は、鉱物資源(金・ダイアモンド)をめぐるボーア人と大英帝国の争いでした。しかし、アガサの自伝に見られるように、イギリス本国民にとっては、遠い戦争で関心も切羽詰まったものではなかったようです。 ア…