<雨のことば>
☔ 梅雨雷 つゆかみなり
梅雨明けの頃になる雷。 正直に梅雨雷の一つかな 小林一茶
☔ 梅雨曇り つゆぐもり
梅雨の頃の曇り空 今にも雨がふりだしそうに、雲がたちこめ、昼でも暗い感じのする曇り空。
☔ 梅雨豪雨 つゆごうう
梅雨の時期の大雨を言う。土砂降りとなり「梅雨出水」の原因となる。
梅雨前線付近で発生し、しばしば災害に結び付く
☔ 梅雨籠 つゆごもり
梅雨の時期、外出できず、家の中に閉じ込められること。「雨籠」「冬籠」「雪籠」と、同じ考え方。家の中で静かな雨音に耳傾けるのも、心が落ち着く
☔ 梅雨寒 つゆさむ
梅雨時の低温で肌寒さを覚えること。
☔ 梅雨出水 つゆでみず
梅雨の時期、河川が増水して氾濫すること。梅雨の時期、雨量が多いので。
河川が雨量を、さばききれず「梅雨出水」となる。
☔ 梅雨花 つゆはな
ザクロの別名 中国では陰暦五月を榴月と呼ぶ。榴はザクロのこと。
雨、特に雷雨をテーマにしたポップスに「悲しき雨音・カスケーズ」があります。曲の始まりに、雷の音が入っています。しみじみとしたいい曲です。