バートラムホテルにて

教えてアガサセミナー 2022年11月26日の様子

去る11月26日、通算第16回目の”教えてアガサセミナー”が無事終了いたしました。 作品としては、少々地味な一作ですがなかなかに味わい深い作品でした。 聴講いただいた方々に、すこしでも面白かった!と言っていただけるよう、 無い知恵を絞った90分でした。…

次回(11月26日)のセミナーテキスト完成しました。

難産の末、やっと(本番まで一週間!)テキストが完成しました。全9ページです。 No.1 No.2 No.3 No.4 No.5 No.6 No.7 No.8 No.9

次回セミナーテキスト No.2

次回セミナー当日まで一カ月を切り、焦っております。二枚目のテキストは作品「バートラムホテルにて」の時代背景を扱っております。 今回もテキスト枚数が多めになりそうで、困っています。

次回セミナーテキスト。No.1

あとひと月となった「教えてアガサセミナー」ですが、今回もテキスト作りに苦労しています。全部で9枚になりそうですが、ようやく半分ほど出来上がりました。 宿題の進まない夏休みの盆明け当たりの気分です。不安。とりあえずNo.1のテキストを公開いたしま…

アガサクリスティーと同時代の作家たち(アメリカ出身)

クリスティーの生まれた時代(1890年)、あまたの才能あふれるミステリー作家が生まれました。前回はイギリス出身の作家をご紹介しましたが、今回はアメリカの作家です。 あまりにも人数が少ないのですが、二人を紹介します。(他にもたくさんの人材がいます…

アガサクリスティーと同時代の作家たち(イギリス出身)

チェスタートンの例の話を聞いたことがありますかね?作家のG・Kチェスタートンですよ。翻訳本 141頁 Ever heard that story about Chesterton? G.K.Chesterton, you know, the wrietr.原書104page. クリスティー女史の作品には、実在の推理作家の名前が時々…

次回セミナー用テキストにとりかかりました。

次回のセミナー本番まで2カ月を切りました。 毎回、この辺りから心理的に追い込まれる日々が続きます。まず、テキスト1ページ目は、作品『バートラムホテルにて』に登場する人物相関図を作成してみました。 我ながら、こうやって整理してみると全体像がより…

第16回 教えてアガサセミナーのチラシ、完成しました。

早いもので、”教えてアガサセミナー”は場所を変えつつ通算で16回を迎えます。 毎回、知恵熱が出そうなほど頭を痛めるのですが、終わったあとの爽快感がたまらず、 今日に至っています。さて、次回は『バートラムホテルにて』を取り上げます。 その予告チラシ…

同窓会は楽しい?!

しばらくアガサ作品「バートラムホテルにて」に集中して、アップしています。 もちろん次回の「教えてアガサセミナー」の題材でもあるからですが、1965年発表のこの作品時、作者アガサ女史は75才でした。今どきの表現ですと「後期高齢者」となります。 徐々…

挿入された過去の作品

この前の西インド諸島旅行など叔母さんはけっこう楽しんでいたらしいからな。もっとも殺人事件なんかに巻き込まれたのは気の毒だったけれど。 翻訳本 25頁 She enjoyed her trip to the West Indies, I think, though it was a pity she had to get mixed up…

バートラムホテルのモデルは?

バートラムホテルはずっと昔からそこにあった。1955年にはこのホテルは1939年当時とそっくりになっていた。---中略--- 中に入ると、バートラムホテルに初めての人だったら、まずびっくりする。もはや消滅した世界へ逆戻りしたのではないかと思う。時代が後戻…

エドワード王朝 近代イギリス黄金時代

中に入ると、バートラムホテルにはじめての人だったら、まずびっくりする-もはや消滅した世界へ逆戻りしたのではないかと思う。時が後戻りしている。まるでエドワード王朝時代の英国なのである。 本文8頁 Inside, if this is was the first time you had vis…

教えてアガサ・セミナー項目 カ行 

⛵ グランドツアー ところでと、あなたはイタリアに入っておられたんですね。教育の仕上げのために、例のこのごろでは、どこのお嬢さんそういうところへ行かれるようだけども。バートラムホテルにて。P122 乾 信一郎 訳 ハヤカワ文庫 Let me see now. You’ve …