マザーグース

マザーグースとビートルズ

今回はマザーグースとビートルズについてです。 英語圏の文化を知るにあたってこの3点は重要と言われているのは、聖書・シェイクスピア・そしてマザーグースです。”そして誰もいなくなった”にもten little indiansが引用されていたように、アガサ女史はの作…

第2回セミナー テキスト ⑦ How many miles to Babylon ?

この曲は、ある年齢以上の方には大変懐かしい、NHKの人形ドラマ ”ひょっこりひょうたん島”に使われていました。 宝探しの歌.wmv

第2回セミナー テキスト ⑥ Rain ,rain go to Spain

オードリーヘップバーンが主演した映画”My fair lady”。コックニー訛りの下町娘(ヘップバーン)は、言葉をレックス・ハリスンに矯正されます。 ”R”を、正しく発音するために使われたマザーグースがこの曲でした。 少しずつ言葉がきれいになっていくイライザ…

第2回セミナー テキスト ⑤  One, two,three, four, five, six, seven

1975年 製作された映画「カッコーの巣の上で」は、精神に異常をきたした患者を装った、ジャックニコルスンが、病院内での理不尽な扱いに抵抗するお話でした。ここにも、マザーグースの遊びの順番を決める歌が使われています。 One Flew Over The Cuckoo's Ne…

第2回セミナー テキスト ④  Can you make a cambric shirts?

「サイモンとガーファンクル」のヒット曲として有名な”スカボロフェアー”は、 スコットランドで歌い継がれたマザーグースをベースに、生まれました。 様々な香草の名が歌こまれた、哀愁深い名曲は、映画「卒業」に使われました。 スカーボロー・フェアー Sca…

第2回セミナー テキスト ③ Mary had a little lam

今回からは数回にわたってマザーグースのお話を、させていただきます。英米圏で昔から歌い継がれた沢山のマザーグースは、現在でも生活の思いがけない場面で表れています。 まず最初は「メリーさんの羊」です。 子どもの後ろを子羊がついていくといった、の…

名前(キリスト教聖人)の変化、あれこれ。

マザーグースの中でも比較的ポピュラーな一曲は“メリーさんの子羊”ではないでしょうか? メリーという名前はごく一般的に聞こえますが、キリスト教の聖人<マリア>の英語読みです。この名前がフランスでは“マリー”となります。各々の名前には聖人の名前から、…

現代に息づくマザーグース。♪  ④ How many miles to Babylon ?

まずは、次の動画をご覧ください。 宝探しの歌.wmv 懐かしいと思われた方も多いと思います。NHKの人形劇「ひょっこりひょうたん島」で流れた、宝探しの歌です。子供の時に聞いた時、もの悲しさと一緒に歌いたくなる覚えやすいメロディーに魅了されました。み…

現代に息づくマザーグース。♪  ③ Rain, rain, go to Spain  ☂

Rain, rain, go to Spain. あめ あめ スペインへ行ってね Never show your face again.ぜったい ぜったい 帰ってこないで オードリーヘップバーン主演のマイフェアレディー (1964年)では、ロンドンの下町で暮らす花売り娘・イライザ(ヘップバーン)をヒギンズ…

現代に息づくマザーグース。♪  ② Can you make a cambric shirts?

映画・卒業 (1967年)より サイモンとガーファンクル スカボロフェアー ダスティンホフマンとキャサリンロスによる青春映画、卒業(原題はThe graduate・卒業生)で流れたスカボロフェアーは、サイモンとガーファンクルの出世作に思えます。 もともとはスコット…

現代に息づくマザーグース。♪ ① Mary had a little lamb. メリーさんの子羊

メアリーの子羊(Mary Had a Little Lamb)は、1972年にポール・マッカートニー&ウイングス(Paul McCartney & Wings)が発表した楽曲、及び同曲を収録したシングル。 ポールマッカートニーと、かっての妻リンダ(左) ウイングス2枚目のシングルとして、同年5…

名作 ”そして誰もいなくなった”と、マザーグース

作品では孤島に集められた10人の人間が、マザーグースの歌詞になぞらえて殺されていきます。過去の罪を背負った彼らは、仲間が1人ずつ消えてゆくに従って、お互い疑心暗鬼の坂を登っていきます。 この作品で使われたマザーグースは「Ten little Indians」で…