茶の歴史 ③

 中世 大航海時代になると、ヨーロッパから偏西風や貿易風を利用して帆船がアジアにやってきます。その中にはポルトガル・スペイン・オランダそしてイギリスが編隊を組んでやってきました。

 

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 彼らにとって東洋の国、中国や日本は神秘の国と写ったようで、日本の”茶を自然と共に味わう文化”は、たいそう興味深かったようです。

 またイギリスにとって、中国の茶(緑茶)は当初、薬としての効用を期待されたようです。

 当時、イギリスからの中国への輸出品としてめぼしい商品は乏しく、茶と引き換えに“銀”を用いていました。(中国にとってイギリスから得たいと思う産物は無かったようです。)このことが後に、阿片戦争を引き起こす原因となりますが、それはまた後程。

 

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