ジャガイモが生んだケネディー大統領とスヌーピー  ⑦

 さて、ジャガイモの飢饉が一因となって生まれたJFKですが、もう一人の地の世に大きな影響を起こしたのが、チャールズ・モンロー・シュルツ、その人です。チャーリー・ブラウンスヌーピーを生んだ漫画家です。

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1922年ー2000年

 

 貧しいドイツ系の移民で理髪師だった父・カールと、ノルウェー系の移民だった母・ディナの一人息子としてミネソタ州ミネアポリスに生まれた彼は、生後2日後に叔父から、当時の人気漫画『バーニーグーグル』に登場する馬の「スパークプラグ」にちなんで「スパーキー」という渾名をつけられました。これは後にシュルツの初期のペンネームとして使われます。自分の理髪店を開店したカールは新聞の漫画に夢中で、これがシュルツに大きな影響を与えたといわれます。

 

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お父さんがドイツ移民であったのが関係しているのか? ルーシーのミドルネーム(VAN)はオランダ語と思えます。オランダは低地ドイツ語と言われた言語を使用していたと、覚えていますので、間違いでなければルーシーの名前にもその影響がでているのではないでしょうか?

何はともあれ、ここにもジャガイモの不作がまわりまわって様々な人の運命、結びつきを与えているように私には思えます。