次回セミナーに向けて 

来年1月、初めての場所(神戸市立清風公民館)でセミナーを行います。どんな方々が集まるか全く分かりませんので、こういうケースでは皆さんが一番知っておられるであろう作品を取り上げるのが一番でしょう。『オリエント急行の殺人』どうしてもこの作品を避けることは出来ません。小説はもちろん、何回も映画、ドラマ化されています。

こちらとしても、色々と深く語れるネタが満載ですので、やりがいがあります。

 

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 上の映画ポスターは1976年公開のオールキャスト作品で、ポアロ役はアルバート・フィニーでした。ほぼ原作に忠実で、見やすく理解しやすい作品でした。こういうオーソドックスな定番があると、のちにリメイクするほうは大変です。さらに作品に忠実に撮るか?、あるいは独創的な解釈を加えるか?ケネス・ブラーがポアロを演じた作品は後者で押し通しました。面白い演出でなかなかの一品だったと私は感じました。

 

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 さて、1月のセミナーに備えて資料をそろえるこの頃ですが、隣町の図書館で参考になりそうな書籍を2冊借りました。「ラクタをめぐる旅・東理夫」と「アメリカを変えた夏1927年・ビルブライソン」共に、リンドバーグ事件で検索したところヒットした作品です。

 ”オリエント急行の殺人”は、実際に起こったリンドバーグの息子誘拐事件がヒントになっています。二年前に初めてセミナーを立ち上げ、取り上げた作品が「オリエント急行の殺人」でした。 今当時のテキストを見てもとても使えるシロモノではありません。しっかり資料を読み込んで、質の高いセミナーを目指さないといけません。

 

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