セミナーについて。
先週に続いて、今月二回目の教えてアガサ・セミナーを終えました。 今回は初めての会場ですので、初対面の方々ばかりです。とは言うものの、ミステリー好きな方は、好奇心旺盛なのでしょう、始まる前から”この男は(私のこと)、どんな話をするのだろう?”と…
昨日、粉雪舞う天候ながら20名弱の方々にお集まりいただき(定員18名様)、無事読書会”教えてアガサ”の第13回目が終了いたしました。 年末から、今回のセミナー(来週には第14回目が待っています)に向けて、準備に大わらわでした。つい、ブログの更新が怠り…
20日のセミナーは初めての会場、神戸清風公民館です。会場も初めてなら来られる方も初対面の方々が多いと思います。やはり”オリエント急行の殺人”を、お話させていただこうと思っています。
〈教えて!アガサ〉 今年10月に12回目の“教えて!アガサセミナー”を終えて、やれやれと思っていたのに、もう来月には次のセミナーが待っています。しかも一週間の間隔で2回です。素人なのに有難いことです。 会場が違いますので、出し物(落語会ではありませ…
来年1月、初めての場所(神戸市立清風公民館)でセミナーを行います。どんな方々が集まるか全く分かりませんので、こういうケースでは皆さんが一番知っておられるであろう作品を取り上げるのが一番でしょう。『オリエント急行の殺人』どうしてもこの作品を避…
次回(13回)とその次の回(14回)のセミナーでは、ともに会場が違い他に色々と事情もあり、作品も初期に取り上げた作品と、前回取り上げた作品になる予定です。13回は”オリエント急行の殺人”14回は”鏡は横にひび割れて”になります。 ということで年が明けて…
男性である私がこの犯人(女性)の殺人動機が理解できると言えば、おそらく同じ立場に立った場合の女性からは、顰蹙を買うことでしょう。犯人が殺人まで犯すことになった理由の一つとして、被害者も女性であったことに起因するのかもしれません。 無意識に行…
ある時代のアメリカ人にとって「先祖のふるさと」は、イギリスでした。19世紀中旬から末にかけて、ジャガイモ飢饉による飢餓から逃れるために、新大陸へと移住した先祖の地を訪れることは、多くのアメリカ人にとっての夢だったのでしょう。 アメリカ人女優…
パート2のテキストは、ミス・マープルの人物像に焦点をあてた一枚となっています。 ポアロのモデルが第一次世界大戦後のベルギーからの難民でしたが、ミスマープルのモデルは、アガサの自伝によりますと、自分のお祖母さんに似ているということです。 けれど…
次回”教えてアガサセミナー”の、日取りが決まりました。(場所は未定です。) 第11回まで、おなじみの探偵エルキュールポアロが活躍する作品をテキストに使用していましたが、今回はミス・マープルを取り上げます。作品は”鏡は横にひび割れて”です。夏の暑さ…
私のアガサ・セミナーは準備に3~4ケ月ほど必要としますので、年間2~3回が限度です。けれど、通算11回を経験した現在いわゆる持ちネタが7個(7作品)になりましたので、全く新規の方からお声が掛っても、以前よりわずかな準備で対応できるようになってきまし…
次回のセミナーは9月辺りを予定しているのですが、オリエント急行の殺人を初めとして勢いに任せて、ポアロシリーズの7作を取り上げました。 聴いて下さる方々のなかには、そろそろミスマープルをテキストにという声が揚がるようになりました。さあ、どうしよ…
アガサ・セミナーも11回を終了しました。 夢中で走ってきました。この辺りで、過去どんな内容だったか整理します。 第一回 2019年3月30日 場所・六甲勤労市民センター4階生きがい活動ステーション(現・灘文化センター) テーマ オリエント急行の殺人 内容 …
ベルギーで宣教師(正式ではない)として働き始めたゴッホは、自分の持ち物まで貧し い工夫たちに与える姿に、周囲からは一定の評価を得たのですが、いろいろな軋轢や人 間関係の摩擦から失職してしまいます。そこには彼の問題を抱えた性格が、災いしてい た…
この回から19世紀オランダの画家、フィンセント・ヴァン・ゴッホを取り上げます。 2020年12月19日のテキスト公開も、ゴッホの回をもって最終です。 美術の素人として感じることですが、ゴッホという人は身内にいれば、大変付き合いに 困る性格に思えます。こ…
17世紀、オランダが交易を中心に世界に躍り出たとき、絵画の世界に新しい画材と出会 います。その名は「ラピズラズリ」。 中東のアフガニスタンに産するこの顔料は、鮮やかな青の世界を出現させました。 フェルメールの”真珠の耳飾りの女”が頭に巻いているタ…
17世紀、交易を中心として絶頂を迎えたオランダ(フランドル地方)ですが、絵の購買 層は、かっての教会に属する人々から、中産階級の市民えと移っていきます。 フェルメールの絵画にもその影響は見られ、手紙が大きな要素となりました。 貿易によって海外か…
ヨーロッパとアフリカ大陸を分けていたジブラルタル海峡が、イスラム世界からキリス ト世界に戻されたことで、オランダが東方に交易を拡げることが出来ました。17世紀は オランダがヨーロッパにおいて、その全盛時代を迎えます。フェルメールの絵画にもそ の…
来る4月14日㈬に、9回目となる”教えてアガサ・セミナー”を行います。 今回は神戸市生涯学習支援センター(コミスタ神戸)が、会場です。 毎回顔見知りの方々が来られるセミナーとは違って、初めて来られる方々の前で行う緊張する会です。ここでは、ABC殺人事…
先月、地元の会場(コミスタ神戸)で行いました“教えて、アガサ”セミナーの動画です。(抜粋)この会場では2回目ですが、詳しい方が多く、緊張しました。 コロナ禍のため、延期になった講座が多く、私のセミナーも次回は来年の春辺りになりそうです。それま…
今年2月、まだコロナがこんなに様々な方面で影響を与える前に、コミスタ神戸(神戸市の生涯学習施設)での初めてのセミナーを行いました。その時の写真が、ありがたい事に主催側の職員様より送られてきました。 参加された方々は30名で、中にはキャンセル待…
今月、10月14日 神戸市民講師としてアガサ・クリスティー作品を語ります。 普段のセミナーと違い初めてお会いする方々が聴きに来られます。 緊張します。しっかり頑張ろう!
去る9月19日、教えてアガサセミナー 第6回 「続・そして誰もいなくなった」が、なんとか終了しました。 全90分の内、5分程を公開させていただきます。 この作品には犯人にたどり着くための重要なヒントが隠されています。それは旧約聖書に書かれている、ある…
NHK BS放送で『深読み読書会』という番組があります。いろんな分野の専門家が寄ってたかって、作品の深読み合戦に奮闘する趣旨の番組です。作品への愛情と、あふれんばかりの熱心さに、思わず見入ってしまいます。 私のアガサ作品に対する態度も似たようなと…
三枚目のテキストは、アガサ女史の家族についてです。 兄・モンタントと姉・マーガレットに色々な影響をアガサ女史は受けます。 兄は1890年末に南アフリカで起こったボーア戦争に出兵します。(ボーア戦争は南アフリカにおいて、地下埋蔵資源を巡って、先住…
前回は登場人物の前半5人を紹介いたしました。今回は残りの5人の番です。 過去に罪を犯した人物が一人一人と、殺害されていくのですが、アガサ女史は読者に犯人へと結びつく3つのヒントを用意してくれています。けれども、キリスト教の文化圏とは距離のあ…
今月9月19日㈯は、アガサセミナーの第6回目を行います。只今、セミナー用のテキストを作成真っ只中です。毎回セミナー前の数日が大変つらい時期です。泣き言を言っても始まりません。少しずつ、ぼんくら頭にムチ打って頑張ってます。 今回のテーマは『続…
9月19日㈬、神戸市灘区あすパークにて、第6回アガサセミナーを行います。 昨年6月に行いました、『そして誰もいなくなった』を、もう一度取り上げます。 主に、マザーグースを中心にお話をさせていただきます。前回では、中途半端に終わりましたので、もう少…
2020年7月15日・水曜、神戸市立灘区文化センターで第5回 アガサクリスティー・セミナーを、開きました。90分のセミナーですが、その一部を公開いたします。 アガサセミナー風景 まだまだ、ぎこちない喋り方とセミナーの進め方で、改善するところばかりです。
第5回セミナー(3月18日予定・コロナウイルスのため延期)に使用する作品は“杉の柩”です。毎回、原作を手に入れるのですが、国内で入手に時間がかかる作品はいきおい、Amazonを利用しています。今回も少し時間がかかりましたが、入荷しました。 杉の柩、原題は…