2020年12月19日 教えてアガサ・セミナー テキスト公開。No.17

17世紀、オランダが交易を中心に世界に躍り出たとき、絵画の世界に新しい画材と出会

います。その名は「ラピズラズリ」。

中東のアフガニスタンに産するこの顔料は、鮮やかな青の世界を出現させました。

フェルメールの”真珠の耳飾りの女”が頭に巻いているターバンには、決して安価では

ないこの画材が使われています。

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そして日本には同じように、青に見入らされた絵師がいました。彼の名は葛飾北斎

さて、どの浮世絵に使われたでしょうか?