2021-03-28 2020年12月19日 教えてアガサ・セミナー テキスト公開。No.17 葬儀を終えて セミナーについて。 17世紀、オランダが交易を中心に世界に躍り出たとき、絵画の世界に新しい画材と出会 います。その名は「ラピズラズリ」。 中東のアフガニスタンに産するこの顔料は、鮮やかな青の世界を出現させました。 フェルメールの”真珠の耳飾りの女”が頭に巻いているターバンには、決して安価では ないこの画材が使われています。 そして日本には同じように、青に見入らされた絵師がいました。彼の名は葛飾北斎。 さて、どの浮世絵に使われたでしょうか?