セミナーでお世話になった(これからも)参考文献 その①

 アガサ・クリスティー大英帝国  東 英紀  筑摩選書 

すべてはこの一冊から始まりました。学生時代より読み重ねてきた(乱読)、アガサ作品を、系統的に整理するという観点を教えてくれた本です。アガサの大量の著作を観光という視点から俯瞰し、時代ごとにそのありようを教えてくれました。

 

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1890年うまれのアガサ・クリスティーにとって、二度の世界大戦が彼女と祖国・英国に与えた影響は、私のようなヨーロッパからはるか離れた日本に住む人間には、なかなか図りえないものですが、彼女の作品を読むとその影響を如実に感じることができます。

 

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作品を通じて広がる世界は、今までの物の見方に変化と興奮を与えてくれました。

たかが推理小説、けれど世界観をも変えてくれる推理小説なのです。

 

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