そして誰もいなくなった、より” アガサ女史が仕掛けた謎解きのヒント 第六の被害者・ローレンス・ヴォーグレイブの場合 ①

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アガサ女史が(主要登場人物の口を借りて)述べる、三つの手がかりのうち一番分かりにくいのが、この”いうまでもなくカインの刻印です。アガサが思い描く読者の姿はこの文から察するに英語(キリスト教)文化の人たちなのでしょうね。

 

私たち(少なくとも私には)には、何のことやら・・・。調べてみました。

出典は旧約聖書に登場するアダムとイブ(エヴァ)の二人の息子「カインとアベル」の兄弟にまつわる話でした。