次回(11月26日)のセミナーテキスト完成しました。

難産の末、やっと(本番まで一週間!)テキストが完成しました。全9ページです。 No.1 No.2 No.3 No.4 No.5 No.6 No.7 No.8 No.9

次回セミナーテキスト No.2

次回セミナー当日まで一カ月を切り、焦っております。二枚目のテキストは作品「バートラムホテルにて」の時代背景を扱っております。 今回もテキスト枚数が多めになりそうで、困っています。

次回セミナーテキスト。No.1

あとひと月となった「教えてアガサセミナー」ですが、今回もテキスト作りに苦労しています。全部で9枚になりそうですが、ようやく半分ほど出来上がりました。 宿題の進まない夏休みの盆明け当たりの気分です。不安。とりあえずNo.1のテキストを公開いたしま…

アガサクリスティーと同時代の作家たち(アメリカ出身)

クリスティーの生まれた時代(1890年)、あまたの才能あふれるミステリー作家が生まれました。前回はイギリス出身の作家をご紹介しましたが、今回はアメリカの作家です。 あまりにも人数が少ないのですが、二人を紹介します。(他にもたくさんの人材がいます…

アガサクリスティーと同時代の作家たち(イギリス出身)

チェスタートンの例の話を聞いたことがありますかね?作家のG・Kチェスタートンですよ。翻訳本 141頁 Ever heard that story about Chesterton? G.K.Chesterton, you know, the wrietr.原書104page. クリスティー女史の作品には、実在の推理作家の名前が時々…

次回セミナー用テキストにとりかかりました。

次回のセミナー本番まで2カ月を切りました。 毎回、この辺りから心理的に追い込まれる日々が続きます。まず、テキスト1ページ目は、作品『バートラムホテルにて』に登場する人物相関図を作成してみました。 我ながら、こうやって整理してみると全体像がより…

第16回 教えてアガサセミナーのチラシ、完成しました。

早いもので、”教えてアガサセミナー”は場所を変えつつ通算で16回を迎えます。 毎回、知恵熱が出そうなほど頭を痛めるのですが、終わったあとの爽快感がたまらず、 今日に至っています。さて、次回は『バートラムホテルにて』を取り上げます。 その予告チラシ…

同窓会は楽しい?!

しばらくアガサ作品「バートラムホテルにて」に集中して、アップしています。 もちろん次回の「教えてアガサセミナー」の題材でもあるからですが、1965年発表のこの作品時、作者アガサ女史は75才でした。今どきの表現ですと「後期高齢者」となります。 徐々…

挿入された過去の作品

この前の西インド諸島旅行など叔母さんはけっこう楽しんでいたらしいからな。もっとも殺人事件なんかに巻き込まれたのは気の毒だったけれど。 翻訳本 25頁 She enjoyed her trip to the West Indies, I think, though it was a pity she had to get mixed up…

バートラムホテルのモデルは?

バートラムホテルはずっと昔からそこにあった。1955年にはこのホテルは1939年当時とそっくりになっていた。---中略--- 中に入ると、バートラムホテルに初めての人だったら、まずびっくりする。もはや消滅した世界へ逆戻りしたのではないかと思う。時代が後戻…

アガサの嘆き

セリーナ夫人は画家にはほとんど興味が無いどころか、芸術関係のことにはすべて興味を持っていなかった。 夫人は作家とか画家音楽家の類は、りこうで芸をする動物の一種だと思っている 本文24頁 Lady Selina had little interest in painters, Or indeed i…

エドワード王朝 近代イギリス黄金時代

中に入ると、バートラムホテルにはじめての人だったら、まずびっくりする-もはや消滅した世界へ逆戻りしたのではないかと思う。時が後戻りしている。まるでエドワード王朝時代の英国なのである。 本文8頁 Inside, if this is was the first time you had vis…

教えてアガサ・セミナー項目 カ行 

⛵ グランドツアー ところでと、あなたはイタリアに入っておられたんですね。教育の仕上げのために、例のこのごろでは、どこのお嬢さんそういうところへ行かれるようだけども。バートラムホテルにて。P122 乾 信一郎 訳 ハヤカワ文庫 Let me see now. You’ve …

コロナ濃厚接触者になってしまいました。

先週中ごろから奥さんがのどの痛みと咳、微熱を訴えるようになり、近くの医療機関で検査を受けました。案の定、陽性と分かり自宅待機の毎日です。 私は、濃厚接触者ということで、5日間の外出禁止。ひたすら忍の毎日です。 えらいもので、高齢者の方が入院さ…

教えてアガサ・セミナー項目 あ行

アルコール 産業革命を経たイギリスで深刻な問題は、アルコール中毒でした。 当時の世相を描いた(少々誇張はあると思いますが)ウィリアム・ホガース(イギリスの画家 1697年- 1764年)の『ジン横丁・1751年』には、町中にあふれるアルコールに耽る人々が…

原書が届きました!

次回のセミナーに使用する「バートラムホテルにて」の原書、「AT BERTRAM'S HOTEL」が、届きました。輸入版ですから、ひと月ほどかかると思っていました。こんなに早く手に入って感激です。

次回、『バートラムホテルにて』

次回の教えてアガサセミナーのテキストは『バートラムホテルにて』を取り上げます。 そのための原書をAmazonで注文しました。出版業界にとっては、書店で購入すべきで しょうが、洋書の場合はそれが出来かねます。本好き・書店好きには、辛い判断です。

ポアロの一言 『その真っ赤なキモノを・・・』

私のスーツケースの中にその真っ赤なキモノをそっと入れた方がありましたが、・・・It was, I think, someone who placed the scarlet Kimono on top of my suitcase.(オリエント急行の殺人・NURDER ON THE ORIENT EXPREEEより) ヨーロッパを舞台にした物語に“…

次回〈バートラムホテルにて〉の準備。

前回のセミナーから早くも一カ月、来場いただいた方々へのお礼状と質問にお答えし終えて、ようやく次回のセミナーの準備にかかります。 いつもながらのスロースターターですので、我ながら苦労します。 次回(今秋ぐらい?)は、ミスマープルの10作目、”バー…

マープルのひとり言 

彼女(ミス・マープル)の人生の多くは、やむを得ないことだけど、過去の楽しかったことを思い起こすことで費やされている。その思い出を覚えているにでも出会うことが出来れば、それこそ本当に幸せである。それも今では、容易なことではない。彼女は同時代…

教えてアガサセミナー第15回目と、次回の報告。

先週28日㈯、神戸市灘区のあすパークで、無事第15回”教えてアガサセミナー”は、無事終了いたしました。定員(10名)ぎりぎりの9名の方にお集まりいただき、オリエント急行の殺人を取り上げ、我ながら熱のこもった90分でした。 今回は、写真・動画を取ること…

次回、5月28日のテキスト No.2

いよいよ次回のセミナーが今週に迫ってきました。今できること、しなければいけないことは自分で作ったテキストの確認です。 というわけで、今回の最終テキストは「フィッシュアンドチップスの登場する作品」です。

次回、5月28日のテキスト No.1

次回の”教えてアガサセミナー”に取り上げる作品は、名作「オリエント急行の殺人」です。過去、何回か会場を変えてお話をさせていただいた作品ですが、同じことを喋ってもしょうがないので、色々とポイントを変える趣向です。 今回は何回か予告させていただい…

フィッシュアンドチップスが登場する作品。

『七つの時計』「昔はトテナムコート界隈の、まあ貧民街に近い土地柄だったけどね。今じゃすっかり取り壊されたり、撤去されたりしている。フィッシュフライとポテト。相対的にむさくるしい感じ。まさにイーストエンドの縮図ってところだけど、芝居がはねた…

神戸生涯学習市民講師の更新

先日、2022年度の講師登録者名簿と登録書が送られてきました。 早いもので、神戸市の生涯学習市民講師になって、4年目を迎えました。 3年目までは、講習の申し込みは皆無でしたが、知らない間に「教えてアガサセミナ ー」と銘打った怪しげな講座も、ポツポ…

教えて・アガサセミナー項目 は行

ポアロはそこで電報を読み上げた。『タシカニ、フェルメール。ガスリー』突然、ミス・ギルクリフトが、何かに弾かれたようにしゃべりだした。 ページ463 He held up the telegram and read.“Definitely a Vermeer, Guthrie”Suddenly, with electrifying effe…

教えてアガサ・セミナー項目 た行

彼は言えり。「愛らしい顔のお方だ。神よ、みめぐみをたれたまえ、シャロットの姫に」 鏡は横にひび割れて 早川書房・445頁 “He said: “She has a lovely face; God in his mercy lend her grace, The lady of Shalott” THE MIRROR CRCKE'D FROM SIDE TO SID…

第一回目のセミナー風景

早いもので、2019年の3月に始めた”教えてアガサセミナー”も、丸3年を迎えました。拙い内容に我慢してお付き合いしていただいている、皆様のおかげです。 次回のセミナーの準備中に、第一回目の写真が出てきました。お世話をしていただいたNPO法人の事務員の…

次回 教えてアガサセミナー、予告です。

回も知らぬ間に重ねて、次回は第15回となります。 ちょうど3年前にスタートしたこの読書会ですが、今から思えば初回”オリエント急行の殺人”の回の内容はそれはそれは稚拙極まりないものでした。 この3年間で私なりに要領が少しわかってきましたので、改良…

英国の食生活 その4

ニシンは処理によって名前が付いたものがあります。その名が「レッドヘリング」と言い、14世紀のブリテン島東部、グレート・ヤーマス(英: Great Yarmouth)で生産され始めたという史実が残っているようです。 ニシンはよく洗って後、半月ほど塩に漬けられ燻…